派遣？請負？
名古屋市の業務請負会社ネクスター（現アテスト）から、光学機器大手ニコン（東京都千代田区）の埼玉県内の工場に送り込まれたネクスター社員、上段（うえんだん）勇士（ゆうじ）さん（当時２３歳）が自殺したのは過労が原因として、遺族が両社に１億４４００万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が３１日、東京地裁であった。芝田俊文裁判長は「業務の過重性に基づくうつ病が自殺の主要な原因」と、両社が安全配慮義務を怠った末の過労自殺と認め、両社に連帯して２４９０万円を支払うよう命じた。実質的な派遣労働者の過労自殺認定は全国で初めて。
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う〜ん、記事中の『死亡直前の２月の１週間は２度の休日を返上し、１日平均１２時間を超す労働で』ってのを「普通じゃん」と思ってしまうのは、ソフト屋がいかに一般社会とは違う基準で仕事をしているかを表してるって事だよなぁ。そういえば、す(略)*1もご近所との会話で似たようなことを感じたようで。
で、この記事で注目するのはその部分ではなくて、
って部分。契約上は請負でも実質は派遣って、ソフト屋では当たり前の業務形態なんですが…orz。
判決はさらに、上段さんについて「ニコン社員から業務上の指示を直接受けていた」と認定。ニコンから指示を受けた場合は、労働者派遣法上の「派遣」に当たり、派遣業の登録をしていない業務請負会社が派遣を行った場合、違法となる。
