アジアで最大

米国防総省は１９日、中国の軍事力に関する年次報告書を議会に報告し、公表した。

２００５年の軍事費について中国政府は２９９億ドルと公表しているが、報告書は、実際は公表の２〜３倍で、最大で９００億ドル（約１０兆円）であると推計。米国、ロシアに次いで世界第３位の軍事大国になっているとして、軍事費の不透明性に不満を表明した。この傾向が続けば、軍事費は２０２５年までに３倍以上に増大するとも述べ、急速な軍の近代化と合わせ、長期的には周辺国・地域や周辺地域の米軍に対する明白な脅威になり得る、と警告した。

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って事で、アメリカは中国の軍事力を現実的な警戒対象としています。えぇ、今のアジアにとって、最大の脅威は『世界第3位の軍事大国である中国軍』です。日本の自衛隊ではありません。
ちなみに、読売新聞の記事には報告書の内容として、

• 『中国は台湾との紛争に必要な戦力以上の能力を得ようとしているとして、強い警戒感を示した。』
• 『中国の軍事力の増強の速度や規模は、「地域の軍事バランスを危うくしている」と指摘。』
• 『将来的には中国指導者がこうした問題の解決のため、軍事的手段に訴える可能性は否定できないとした。』
• 『中国海軍の潜水艦が日本の領海を侵犯した事例に触れながら』

などといったことが書かれているが、当然のように朝日新聞の記事には、そんな都合の悪いことは出てこない(笑)。