記録と記憶

プロ野球日本ハムを44年ぶりの日本一に導いた新庄剛志(しんじょう・つよし)外野手(34)が27日、札幌ドームで引退会見し「北海道で種をまき、水を与え、3年目で金色の花を咲かせられたことがうれしい」と、阪神時代の監督で現楽天野村克也(のむら・かつや)監督が好んで使う言葉を引用して思い出を語った。

ジャケット姿の新庄は、マウンドの上に立ち、プロ17年間ずっと使い続けたグラブをそばに置いて会見した。今後の具体的な活動については明言せず、過去に自民党から要請された参院選出馬や、野球解説者への転身は否定し「いろんなことをしたい。ユニホームを脱ぐだけであって新庄剛志新庄剛志。みんなをあっと驚かせることをやり続けたい」と話した。

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新庄は間違いなく『記録より記憶に残る選手』と言われるだろうけど、これって褒め言葉なんだろうか?記録に残らないって事は、何年か過ぎた頃には忘れられた存在になっている可能性もあるわけだし。
記録にも記憶にも残らないよりはマシなんだろうが…。